2001年5月26日開催 価格500円(消費税別途)
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2001年 総会記念シンポジウム報告書 目次
はじめに
Ⅰ パネリストの報告
1.研修医の医療事故判例分析
医療事故情報センター嘱託・弁護士 堀 康司
(1)研修医を巡る最近の報道
(2)臨床研修制度の推移
(3)研修医と医療事故
(4)研修の義務化で医療の安全は確保されるか
2.研修医の事故事例からみた課題と提言
岩手県立大学看護学部教授 石井トク
(1)ある事故事例
(2)臨床研修の実態
(3)研修医による医療事故の原因
(4)事故事例から見えてくるもの
3.名古屋大学における卒後臨床研修への取り組み
名古屋大学医学部教授 大島伸一
(1)病院管理者のジレンマ
(2)研修制度の歴史
(3)スーパーローテート方式導入の問題
(4)名大での医療事故対策
4.研修医の医療事故と研修制度の問題点
聖霊病院内科医師 鈴木 満
(1)安い労働力としての研修医
(2)救急当直における指導体制の不備
(3)研修医単独診療事故の問題点
(4)聖霊病院の研修体制
Ⅱ パネルディスカッション
1.取材を通してみた研修制度の問題
2.医局講座制の壁
3.研修制度を改善する具体的方策
4.研修指定病院で研修後の進路
5.研修医の評価
6.医師のスクリーニング
7.米国の制度に学ぶ
8.「術は盗め」の問題
9.スーパーローテート方式は実際に機能しているか
10.研修制度の理想と現実