2001年8月1日発行 通巻161号
ドクターインタビュー
行政で医療被害の予防に携わる
田邊 穣(たなべ みのる)さん
インタビューを終えて
医療被害発生後の「司法的個別救済」では、医療被害者の願う「原状回復」等はできません。確かに行政が「予防」の面で本来の役割を正しく果たしたならば、その効果は相当大きなものになるはずですね。
ききて 加藤 良夫弁護士
弁護士リレーエッセイ
太陽が輝いた-裁判による人間回復-
久保井 摂弁護士(福岡)
判決速報
ERCP検査後発症した急性膵炎が重症化し死亡したケースについて医師の過失を認めた事例
中山 ひとみ弁護士(第二東京)
嘱託日誌
嘱託の業務
堀 康司弁護士(名古屋)
続 医療過誤入門
(3) 個別的判断
上田 和孝弁護士(名古屋)
書評
克彦の青春を返して-医療過誤、十八年の闘い- 稲垣 克巳著
園田 理弁護士(名古屋)
症例報告 その1
胎児心拍陣痛図上、明らかな遅発一過性徐脈の連続が確認できるのにもかかわらず助産婦が医師への連絡を遅滞し、児を重篤な脳性麻痺に至らしめたケース
加藤 良夫弁護士・増田 聖子弁護士(名古屋)
症例報告 その2
急性骨髄性白血病(M2)への多剤併用投与両方をしたが死亡、和解金が支払われた事例
滝本 太郎弁護士・山森 良一弁護士・森田 明弁護士(神奈川)
広場
判決(内科)
小野寺 信一弁護士・増田 祥弁護士・佐久間 敬子弁護士