2001年11月1日発行 通巻164号
ドクターインタビュー
研修医の目からみた臨床研修制度
小川 紫都(おがわ しづ)さん
インタビューを終えて
研修医真っ只中の、生の声を聞くことができました。患者さんのために一生懸命になっている姿に好感が持てました。10年先20年先、きっと大きくなっていることでしょう。
ききて 加藤 良夫弁護士
弁護士リレーエッセイ
地方弁護士の嘆き
坪田 康男弁護士(福井)
判決速報
生後4か月児のファロー四徴症姑息手術において、担当医が術前にパルクスを点滴投与して動脈管の閉鎖を予防すべき注意義務に違反したため、麻酔挿管時に動脈管が閉鎖し低酸素血症に陥って患児が死亡したことを認めた事案
澤藤 統一郎弁護士(東京)
嘱託日誌
動き出した最高裁「鑑定人推薦構想」
堀 康司弁護士(名古屋)
続 医療過誤入門
(6) 比較考量
上田 和孝弁護士(名古屋)
症例報告 その1
助産婦が、外回転術を行い、常位胎盤早期剥離を生じさせ、子に脳性麻痺等の障害を負わせた事例
高岡 香弁護士(横浜)
症例報告 その2
急性胆のう炎との診断で絶食、高カロリー輸液により経過観察中にショック状態となり、左眼失明、右眼視野狭窄の視力低下の障害を遺した症例
久保井 摂弁護士(福岡)
症例報告 その3
無症状の内頸動脈狭窄症の患者に対し、浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術を行い、術翌日に脳出血を来した症例
久保井 摂弁護士(福岡)
広場
示談(産婦人科)
間瀬 聡弁護士