医療過誤 鑑定書集 第13集

2002年3月1日発行 通巻第13号 価格6000円(消費税別途)

ご注文はこちらからどうぞ。

医療過誤 鑑定書集 第13集 収載事例一覧

産婦人科

1

陣痛促進剤を使った分娩誘発で第一子を出産したが、重度の仮死状態で生まれ、その後死亡した事例

2

子宮外妊娠の発見の遅れと卵管摘出

3

帝王切開施設を持たない医療機関において、胎児に変動一過性徐脈が現れた場合の医師の尽くすべき注意義務

4

常位胎盤早期剥離による新生児死亡事故

5

分娩の際、医師の過失により重度の脳障害が残った事例

外科

6

脳下垂体腫瘍(下垂体腫瘍)摘出時の血管損傷によって水頭症に陥った事例

7

脳腫瘍を神経性食思不振症と誤診し、治療が遅れ、死亡した事例

整形外科

8

小児の右腕骨折の治療に当たり、医師が阻血の徴候を見過ごし、フォルクマン拘縮(阻血性拘縮)を発症させてしまった事例

眼科

9

冠動脈バイパス術後、真菌性眼内炎が発症し両眼を失明した事例(その1)

10

冠動脈バイパス術後、真菌性眼内炎が発症し両眼を失明した事例(その2)

放射線科

11

鼻腔腫瘍(横紋筋肉腫)の治療のため放射線照射を受けた20代女性が、放射線性脳幹部壊死を起こし、呼吸中枢障害による呼吸停止で死亡した事例

麻酔科

12

1歳女児が右下顎リンパ管腫摘除手術を受ける際、麻酔導入時の食道誤挿管によって低酸素性脳症を負った事例

内科

13

胆石嵌頓による重症急性膵炎に対する適切な処置、治療を怠ったため死亡した事例

14

右大腿動脈穿刺による心臓カテーテル検査を実施したところ、大腿神経麻痺を発症した事例(その1)

15

右大腿動脈穿刺による心臓カテーテル検査を実施したところ、大腿神経麻痺を発症した事例(その2)

16

慢性腎炎の患者について、被告医師の推奨する自然医学療法(健康食品摂取のみ)で対応できない場合、被告医師に対し転医を勧めるべき義務を認めた事例

17

脳梗塞の前駆的症状である一過性脳虚血発作を見落としたことにより脳梗塞発作が発生し左半身麻痺の後遺症が残った事例

18

高カロリー輸液に際してビタミンB1の投与を怠ったため、代謝性アシドーシスを起こして死亡した事例

救急医療

19

ギラン・バレー症候群を見落とし、呼吸筋麻痺により死亡させた事例

精神科

20

精神病院通院中の患者が急性水中毒に罹患・発症したが適切な治療がなされず、高次医療機関への転送もなされずに発症後2日で死亡した事例