2002年5月25日開催 価格500円(消費税別途)
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2002年 総会記念シンポジウム報告書 目次
はじめに
Ⅰ パネリストの報告
わが国における医療事故情報公開の現状と課題
弁護士 石川順子
1、医療事故の発生件数
2、医療被害者の願い
3、医療事故情報公開の現状
4、医師法21条の運用の実情
5、医師法21条による対応の限界
6、中立的第三者機関設立の必要性
うそをつかない医療
新葛飾病院 院長 清水陽一
1、うそをつかない医療の実践
2、なぜ事故は生かされないのか
3、医療事故の種類
4、医療事故が起きた時の対応
5、よい病院の見分け方
医療事故に関する病院アンケート調査と考察
中部日本放送 報道部 記者 後藤克幸
1、医療事故防止へのマスメディアの役割
2、医療事故の実態調査
3、医療事故に関する病院アンケートの結果
4、事故情報を共有し生かす制度の確立を
国立病院部・各都道府県における医療事故報告書等に関するアンケート調査
医療事故市民オンブズマン・メディオ 伊藤隼也
1、医療事故市民オンブズマン・メディオの活動
2、各都道府県へのアンケート結果
3、オーストラリアの取り組み
4、事故の原因を究明する文化を
5、医療事故報告制度の創設を提言
Ⅱ パネルディスカッション
1、医療過誤裁判改善に向けた日弁連の動き
2、取材で得た情報の取り扱い
3、医療事故報告制度に関する行政の取り組み
4、事故報告と刑事免責の問題
5、アメリカにおける報告制度と刑事免責
6、第三者機関「医療被害防止・救済センター」構想
7、メディア規制法が医療事故報道に与える影響
8、第三者機関による調査権の法的裏付け
9、国立大学病院改革の問題点