2003年6月1日発行 通巻183号
ドクターインタビュー
眼感染症に取り組んで
茨城山王病院 副院長
石橋 康久(いしばし やすひさ)さん
石橋さんは眼感染症の研究に携わられ、真菌性眼内炎の石橋分類で知られます。医療過誤訴訟の鑑定も引き受けられており、医療過誤訴訟の医療に与える影響等についてお話を伺いました。
ききて 柴田 義朗弁護士(名古屋)
弁護士リレーエッセイ
連続講座「医療過誤訴訟に必要なミニマム医学知識」?
中村 広明弁護士(京都)
症例報告 その1
IUD(子宮内避妊器具)の除去措置を受けて約4年後、不正出欠が続くため同院に3回にわたり受診したが、IUDの遺残の有無をはっきり告げられず、不審に思って転院した先で直ちに遺残されたIUDが除去された事例
加藤 良夫・増田 聖子弁護士(名古屋)
症例報告 その2
急性膵炎見落としにより、死亡した事例
柴田 義朗・高橋 直紹弁護士(名古屋)
判決速報
イレウス(腸閉塞)の手術のため施行された麻酔の導入時に心停止をきたし、脳虚血による大脳皮質障害を原因としていわゆる植物状態に陥った事例
石黒 敏洋弁護士(札幌)
嘱託日誌
『岐路に立つ医療過誤訴訟』~総会記念シンポジウムを開催
堀 康司弁護士(名古屋)