2005年5月1日発行 通巻206号
ドクターインタビュー
薬害としてのアルコール依存
宮千代加藤内科医院 院長
加藤 純二(かとう じゅんじ) さん
加藤先生はアルコール依存症に対する取り組みを長年続けてこられましたが、現在は薬害オンブズパースン会議のメンバーとしても活躍しておられます。医師としての立場から薬害に目を向けることになったきっかけと薬害を防ぐためにどういったことが必要かお話しを伺いました。
ききて 小野寺 信一弁護士(仙台)
弁護士リレーエッセイ
新人弁護士と医療過誤
水野 功弁護士(愛知県)
判決速報
産科医師に、急速遂娩を可及的速やかに実施すべき注意義務を怠った過失があったと認定し、かつ、その過失と新生児に生じた脳性麻痺(後遺障害)との間に相当因果関係があるとされた事例
多田元・柴田義朗・北口雅章弁護士(愛知県)
症例報告 その1
タール便がみられるなどの症状からすれば、胃潰瘍を疑い内視鏡などを使ってさらに詳細な検査をすべきであったのに、それをせずに漫然と退院させて、その翌日に胃潰瘍穿通による出血にて死亡するにいたった事例(勝訴的和解)
山﨑満幾美・吉田哲也弁護士(兵庫県)
症例報告 その2
左C6神経根造影検査による脊髄神経損傷ケースについて、裁判所が過失、因果関係、損害について詳細な和解所見を示して和解成立した例
長谷川壽一弁護士(東京)
Information
「相談から訴訟まで-基礎編」を受講して
嘱託日誌
義務的報告制度、半年間の成果は?
堀 康司弁護士(愛知県)