2005年8月1日発行 通巻209号
ドクターインタビュー
一人一人の子どもに最もよい道を見つけようと地域で活動する
宮崎県立こども療育センター小児科医師
奈須 康子(なす やすこ) さん
奈須さんは、小児科・新生児科・障害児科を専門とする医師として、診療に当たられる傍ら、児童虐待防止や療育ネットなどの活動をされ、’05/11に宮崎で開かれるFOUR WINDS(日本乳幼児精神保健研修研究会)の運営委員長としても尽力されています。小児科の特殊性や課題、弁護士への助言などお聞きしました。
ききて 成見 幸子弁護士(宮崎県)
弁護士リレーエッセイ
弁護士過疎地域での取り組み
平良 卓也 弁護士(金沢)
判決速報
未破裂脳動脈瘤のクリッピング手術後、死亡した事例
佐藤大志弁護士(茨城県)・五十嵐裕美弁護士(東京)
症例報告 その1
B型肝炎罹患後20年以上にわたり診療を継続していたにもかかわらず肝癌の発見が遅れ、患者が肝癌により死亡した事例
武田 志穂弁護士(東京)
症例報告 その2
新生児仮死の蘇生措置の遅れにより脳性麻痺を負った事例(和解報告)
野田美穂子弁護士(東京)
症例報告 その3
中咽頭ガンの見落としにより、拡大中咽頭切除、右頚部郭清などの手術を余儀なくされたことにより、重度の言語障害、摂食障害などを生じた事例
石川智太郎弁護士(愛知県)
書 評
加藤良夫・後藤克幸編著『医療事故から学ぶ-事故調査の意義と実践-』
伊藤 陽児弁護士(愛知県)
嘱託日誌
医事関係訴訟委員会の答申内容は不十分
園田 理弁護士(愛知県)