2006年2月1日発行 通巻215号
ドクターインタビュー
地域に根ざした小児科外来
おかもと小児科クリニック院長
岡本 茂樹(おかもと しげき) さん
小児医療の危機が叫ばれている今日、住宅街の中で小児科医院を構えている臨床医として、どう地域と結びつき、臨床に取り組んでおられるのか。禁煙運動、平和運動をはじめ社会活動にも積極的に携わり、「これからも二足の草鞋を履いていきたい」と言われる岡本先生にお話をうかがいました。
ききて 久保井 摂(福岡県弁護士会)
症例報告 その1
助産師の分娩監視義務懈怠により、児が死亡した事案
増田 聖子・松山 健(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
肺がんによる右肺全摘術中、気管支に腫瘍塊等の塞栓物が詰まり、換気不全から心停止となり、人工心肺装置を離脱できないまま臨床上の脳死状態となった後、死亡した事案
増田 聖子・松山 健(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
産婦人科開業医が、適切な分娩監視、急墜分娩措置、転送の義務を履行せず、新生児が高度な後遺症により死亡した事案
増田 聖子・大辻 美玲(愛知県弁護士会)
症例報告 その4
急性喉頭蓋炎による気道閉塞のため、低酸素性虚血性脳症によって、約1年3ヶ月に亘り入院中、気管カニューレがはずれて死亡した小児の事例
加藤 良夫・増田 聖子(愛知県弁護士会)
症例報告 その5
眼窩底骨折等に対する経結膜アプローチによる観血的整復術後に複視が生じた事例
加藤 良夫・増田 聖子(愛知県弁護士会)
第8回医療事故全国一斉相談受付結果報告
柴田 義朗(愛知県弁護士会)
書評
『医療事故の根絶を目指して 眼科医療と訴訟事例より』
園田 理(愛知県弁護士会)
嘱託日誌
医療法改正の動向
園田 理(愛知県弁護士会)