2007年4月1日発行 通巻229号
ドクターインタビュー
膠原病の治療~何でも言い合える関係の下で
東京都立大塚病院 リウマチ膠原病科医長
小笠原 孝 さん
小笠原先生は、膠原病の専門医です。膠原病というなじみの薄い疾患について、分かりやすく解説していただくとともに、患者さんとの信頼関係の築き方から他科の医師、弁護士に対する要望まで、熱く語っていただきました。
ききて 細川 大輔(第一東京弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
各地活動紹介編vol.16 徳島医療問題研究会~17年目を迎えた徳島医問研
井内 秀典(徳島弁護士会)
症例報告 その1
虫垂炎手術後の敗血症性ショックにより不可逆的脳障害を負った事例
上田 和孝(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
膀胱カテーテルによる母体出血により双胎児に低酸素性脳症等が起きた事例
上田 和孝(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
医師が、抜去しかかった気管切開カニューレの再挿入に手間取って、患者を低酸素・低血圧状態に陥れて死亡させた事例
松原 健士郎・高田 憲一(徳島弁護士会)
症例報告 その4
冠動脈バイパス手術中の人工心肺操作ミスにより遷延性意識障害に陥り約10ヶ月後に死亡した患者について、遺族らに対し事故後約9年間にわたり真実の事実説明がなされなかった事例
安東 宏三(東京弁護士会)・松田 耕平(第二東京弁護士会)・後藤 真紀子(東京弁護士会)
嘱託日誌
診療関連死の死因究明のあり方-厚労省がパブリックコメントの募集を開始-
園田 理(愛知県弁護士会)