2007年6月1日発行 通巻231号
ドクターインタビュー
地域基幹病院の管理者として
鳥取県立中央病院院長
武田 倬(たけだあきら)さん
地方の県立病院の院長として、医療の安全性・透明性・人権研修の向上に取り組まれ、患者の立場に立って、患者と共によりよい病院作りを実践され、地域医療に尽力されつつある武田倬さんに、お話しを伺いました。
ききて 妻波 俊一郎(島根県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
各地活動紹介編vol.17 九州・山口医療問題研究会 同福岡県弁護団~ネットワークの作り方、在り方の模索途上にて
久保井 摂(福岡県弁護士会)
判決速報 その1
肺癌に対する内視鏡下右肺下葉切除手術で、食道と気管支に穿孔を生じさせた過失を認めた事例
尾崎 英雄・森越 壮史郎・高橋 智(札幌弁護士会)
判決速報 その2
前方アプローチによる頸椎骨切除術後、患者が呼吸困難を窺わせる不穏状態を経て死亡した事案において、経過観察義務の懈怠を認めた事例
北口 雅章(愛知県弁護士会)
症例報告
右尿管腎全摘術中に腹膜損傷し、術後、腸管壊死に陥ったため、小腸・右結腸切除術等を施行したものの、敗血症で死亡した症例
増田 聖子・横山 貴之(愛知県弁護士会)
嘱託日誌
平成18年の医療過誤訴訟の概況~最高裁の統計より
園田 理(愛知県弁護士会)