2009年4月1日発行 通巻253号
ドクターインタビュー
弱者を保護する優しい文化を ~児童精神科の現場より
保健センター長・心療科部長
杉山 登志郎(すぎやま としろう)さん
杉山登志郎さんは、愛知県立あいち小児保健医療総合センターで、発達障害や被虐待の子どもたちのケアに力を尽くしています。とりわけセンターは家庭などでの虐待によって心に深い傷を受けている子どものケアと同時にその親に対するケアもしながら機能不全に陥った家族の再生を図る虐待防止活動をする特色ある医療機関です。
ききて 多田 元(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
初めての勝訴的和解
丑久保 和彦(島根県弁護士会)
判決速報
人工透析時のドライウェイトの設定が不適切であったため、患者が肺水腫・低酸素脳症をきたした後に死亡したことについて、病院が過失を認めて謝罪し、再発防止を誓約して和解した事例
佐々木 斉(岡山弁護士会)
症例報告 その1
鼻中膈矯正術及び両側鼻甲介切除術中に眼球から出血し、視力調整機能の喪失に至った事案において、訴訟前に有責を前提とする和解が成立した事例
山崎 健一 ・ 中山 善太郎(横浜弁護士会)
症例報告 その2
分娩誘発後の監視義務違反等により出生児に脳性麻痺などの後遺症を遺した事例
増田 聖子・大辻 美玲(愛知県弁護士会)
続ロースクール事情 4
名城大学法科大学院での医事法講義
増田 聖子(愛知県弁護士会)
嘱託日誌
医賠責保険の実像を探る~事実に即した政策論で「おびえ」からの脱却を
堀 康司(愛知県弁護士会)