2011年2月1日発行 通巻275号
ドクターインタビュー
循環器科の医療現場から
自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器科講師
須賀 幾(すが ちかし)さん
不整脈や心不全の分野において最先端医療に取り組まれている須賀幾先生に、医師として日頃から心がけていることや、医療訴訟が現場の医師に与える影響などについて、率直なご意見を伺いました。
ききて 高澤 史生(埼玉弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
初めて勝訴的解決に至った事件
柴田 真希(千葉県弁護士会)
症例報告 その1
腹腔鏡下胆嚢摘出術にて誤って総胆管を切除された事例
増田 聖子・水野 功(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
C型肝炎に対するインターフェロン投与により特発性肺線維症が増悪し、常時酸素投与が必要になるという重篤な後遺症が残存した事例
増田 聖子・中根 祐介(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
経膣分娩困難な妊婦に対し、帝王切開術を実施せず、無謀な吸引分娩を実施した結果、出生した新生児を重篤な低酸素性脳症に至らしめ、生後2年7月で死亡させた事例
増田 聖子・森本 真仁(愛知県弁護士会)
症例報告 その4
小脳腫瘍の摘出手術後に出血が生じ、患者に右片麻痺が残存した事例
柴田 義朗(愛知県弁護士会)
書評
【編 者】石川 順子・谷 直樹 弁護士の知恵 SERIES7 『患者のための医療法律相談 -よりよい医療を実現するために』
松山 健(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
中立・公正な死因究明は大丈夫? ~新モデル事業:院内事故調査レビューモデルの試行へ
園田 理(愛知県弁護士会)