2011年7月1日発行 通巻280号
ドクターインタビュー
病理医としての医療安全への取り組み
藤田保健衛生大学医学部病理診断科教授
黒田 誠(くろだ まこと)さん
診療関連死因究明モデル事業の存続が危ぶまれる状況が続いています。愛知県医師会の剖検システムや、同モデル事業の運営に長く関わってこられた黒田誠先生に、病理解剖による死因の究明の重要性についてお話をうかがいました。
ききて 柴田 義朗・堀 康司(愛知県弁護士会)
症例報告・短信
【その1】 血液検査の結果(高血糖値)を見落とされ糖尿病性高浸透圧性昏睡で死亡した事例
【その2】 心嚢穿刺術で心臓を穿通され死亡した事例
【その3】 電気メスを使用した気管切開術中に、挿管してあった気管チューブが発火し、顔面に重度の熱傷を負った事案
【その4】 歯科用局所麻酔薬によるアナフィラキシーショックにより4歳の女児が死亡した事例
【その5】 血液透析を受けていた患者が、骨折に対する手術後に死亡した事例
埼玉医療問題弁護団
医療事故情報センター 正会員総会報告
平成22年度決算報告/事業報告/事業計画/役員/規約改正
医療事故情報センター総会記念シンポジウム報告
「医療事故調査のための第三者機関の創設を願って」に参加して
鈴木 順(横浜弁護士会)
書評
『富士見産婦人科病院事件 私たちの30年のたたかい』 一葉社 2010年6月発行
松山 健(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
消費者庁、事故調査機関設置へ
松山 健(愛知県弁護士会)