2012年3月1日発行 通巻288号
ドクターインタビュー
フリーランスの麻酔科医の視点から見えること
皆瀬麻酔科オフィス
皆瀬 敦(かいせ あつし)さん
皆瀬医師は、病院に勤務せず、各病院との契約によって業務を行う、
いわゆるフリーランスとして働いておられる医師です。麻酔科医としてご苦労されていることや、麻酔事故を防止するために工夫されていることについて、お話をうかがいました。
ききて 十河 弘・渡部 雄介(仙台弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
新人弁護士と医療事件
外山 亮(宮崎県弁護士会)
判決速報
腰部脊柱管狭窄症を伴う腰椎椎間板ヘルニアで広範な椎弓と椎間板の切除術を受けた後経過観察を欠き、適切な時期に固定術を行えなかったため歩行障害等を後遺したことに病院の責任が認められた事案
青島 明生・福島 武司(富山県弁護士会)
症例報告・短信
【その1】乳腺超音波検査、マンモグラフィの結果乳がんを疑うべきところ、これを放置したため両乳房全部を切除することとなったケース
【その2】術後急性膵炎を発症していた患者に対して、担当医が胆石性の膵炎であるとの認識のもとに、再手術を行った結果、患者が死亡した事例
【その3】内視鏡下副鼻腔手術(ESS)による複視
千葉医療問題研究会
第16回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座報告
「医療過誤訴訟における自己決定権の役割と機能」を受講して
崔 舜記(兵庫県弁護士会)
情報センター日誌
薬事法等制度改革についてのとりまとめ~第三者組織が骨抜きの危機
松山 健(愛知県弁護士会)