2012年5月26日開催
冊子版 価格1500円(消費税別途)
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2012年 総会記念シンポジウム報告書 目次
はじめに
第1部 報告
基調報告~議論の経緯と論点の整理
医療事故情報センター常任理事 弁護士 堀 康司
1.医療事故調査制度に関する議論の経緯
2.論点整理~届出と調査
3.刑事免責の問題
医療事故情報収集等事業の観点から
日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部リーダー 坂井浩美
1.医療事故情報収集等事業の概要
2.報告書のご紹介
3.医療安全情報のご紹介
4.事例検索機能のご紹介
診療行為に関連した死亡の調査分析事業について
日本医療安全調査機構 中央事務局長 原 義人
1.日本医療安全調査機構の概要
2.調査の実際
3.協働型調査について
医療事故調査の観点から
京都大学医学部附属病院 医療安全管理室長 松村由美
1.医療安全管理室の取り組み
2.インシデントレポート
3.事故調査委員会
法律家の観点から
宮澤潤法律事務所 宮澤 潤
医療側代理人も医療安全という目的は同じ
刑事責任をどうとらえるか
刑事罰は医療事故の再発防止に有効か
真実を明らかにするための刑事免責
交通事故と医療事故の違い
第2部 パネルディスカッション
患者からのメッセージ
パネルディスカッション
1.医療事故情報の収集について
(1)医療機能評価機構に提出された事故報告書は遺族に開示されるか
(2)医療安全調査機構へ患者側の要望で申請に至る割合
(3)医師がインシデント報告をする文化を醸成するための工夫
2.医療事故調査について
(1)外部委員と内部委員の使い分けの理由
(2)協働型による調査について
(3)患者が調査に参加することについて
3.保険会社の事故防止対策について
(1)保険会社における再発防止への取り組み
(2)保険会社の持つ情報の活用可能性
(3)合併症は医療過誤か
4.刑事免責について
(1)刑事免責がないと真実は明らかにならないか
(2)軽過失は免責でも、重過失は刑事責任を負うか
(3)刑事免責より透明性の確保が先決ではないか
(4)刑事免責は事故調査、医療安全につながるか
総括