2012年9月8日開催 価格1500円(消費税別途)
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第17回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座 講義録 目次
①医療行為の適応と説明義務の牽連関係②裁判上の鑑定と私的鑑定意見書の使い方について
弁護士 小笠 豊
①医療行為の適応と説明義務の牽連関係
1.医師の説明義務
2.適応とは
3.医療行為の適応と説明義務の牽連関係(症例)
4.まとめ
②裁判上の鑑定と私的鑑定意見書の使い方について
1.鑑定の経験から思うこと
2.私的鑑定意見書の位置づけ
3.鑑定と裁判結果との検証が必要
質疑応答
〈裁判上の鑑定と私的鑑定意見書の使い方について〉
1.担当事件の中で私的鑑定意見書を利用している割合
2.私的鑑定意見書をめぐる議論
3.鑑定人尋問から書面尋問になって鑑定の使い方は変わったか
4.代理人が鑑定人と接触することの是非
5.医療集中部がない地域の鑑定事情
〈医療行為の適応と説明義務の牽連関係〉
1.患者が心療内科にかかっている場合の説明義務
2.説明義務違反を認定させる反対尋問の方法
3.裁判所に心証をとらせる工夫
4.鑑定の必要性、当事者の証言以外の証拠、因果関係の立証
5.説明義務違反は完全賠償になりうるか
6.適応と説明義務と手技
7.提訴あるいは断念する際の判断基準