2012年10月1日発行 通巻295号
ドクターインタビュー
心を科学する ~真の自己決定とは?
熊本大学発生医学研究所准教授
粂 和彦 (くめ かずひこ)さん
先生は、睡眠の研究では有名ですが、最近は、医療と倫理の講義を通し、医療と患者の関係に関する本も出されています。脳科学、再生医療、最終的には心を科学的に解明したいという、まさに「生きていることの意味」を追及しておられる視点から、患者の自己決定権、脳死、尊厳死に関するテーマにまで語って頂きました。
ききて 田尻 和子(熊本県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療事件のやりがい ~初めての案件を振り返りながら
野尻 昌宏(大分県弁護士会)
判決速報
智歯の抜歯後、下顎骨骨髄炎が発症した事例
柴田 義朗(愛知県弁護士会)
症例報告 その1
右膝関節に関節内注射をした際に、MRSAを発症させ、その後、転院等の適切な措置を怠ったため、右膝に機能障害等の後遺症
岡本 慎一(大阪弁護士会)
症例報告 その2
心臓カテーテルによる血管拡張手技開始後間もなくしてショック状態に陥り死亡した件につき勝訴的和解となった事例
向 和典(鹿児島県弁護士会)
情報センター日誌
恒常的な第三者機関を目指して ~モデル事業の現状
園田 理(愛知県弁護士会)