センターニュース2014年5月号

2014年5月1日発行 通巻314号

ドクターインタビュー

性同一性障害の方が自分をみつめられる医療環境を

名古屋大学医学部附属病院 泌尿器科

松尾 かずな さん


松尾先生は、心の性と身体の性のギャップに悩む当事者をサポートするためTTSファミリーという団体を設立し、活動を続けていらっしゃいます。今回は、TTSファミリーの活動とともに、わが国における性同一性障害者に対する医療の現状、問題点について、お話しをお伺いしました。

ききて 柴田 義朗(愛知県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

広島医療事故110番について

半澤 茜(広島弁護士会)

判決速報

右そけい部からの脳血管造影カテーテル検査後に同部に仮性動脈瘤が発生した案件について、仮性動脈瘤の発生について、確認、検査、処置をすべき注意義務違反が認められた事例

十河 弘(仙台弁護士会)  鈴木陽大(青森県弁護士会) 渡部雄介(仙台弁護士会)

症例報告 その1

定期健診にて「卵巣腫瘍疑い、要精密検査」との診断を受け、精査目的で受診した患者に対し、卵巣腫瘍の精査・悪性の除外診断をせずに、症状を増悪させ死亡させた事例

大森 夏織(東京弁護士会) 梶浦 明裕(第二東京弁護士会) 三浦 恵美(東京弁護士会)

症例報告 その2

医師によるカテーテルの誤挿入、及びその後速やかに抜去しなかったことによって、血栓が発生、肺塞栓になり、低酸素脳症になった事例

井上 直子・村田 智子(東京弁護士会)

情報センター日誌

日本医療安全調査機構、第三者機関として名乗りを上げる

松山 健(愛知県弁護士会)