2014年6月1日発行 通巻315号
ドクターインタビュー
あえて茨の道を行く~救急医療改善への思い
川越救急クリニック院長
上原 淳 さん
埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター医局長を辞め、2010年、救急を標榜科とする川越救急クリニックを開設された上原淳先生に、開設に至った経緯などをお聞きしました。先生は、産業医科大学卒業後、麻酔科医を経て、北九州市の二次医療機関で救急医として稼働、その後、埼玉に移り、救命救急センターで8年間勤務されました。そうしたご経験から、埼玉の救急医療の実情と改善に向けたご意見も伺いました。
ききて 平原 興(埼玉弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
過疎地での悩み
脇山 拓(山形県弁護士会)
判決速報
うつ病により通院加療中の患者が死亡した件につき、医療側にアモキサンの服薬管理に関する指導義務違反があるとして認容された事案
田窪 五朗(大阪弁護士会) 南野 雄二(兵庫県弁護士会)
症例報告 その1
正中頚嚢胞摘出術の結果、異所性甲状腺が摘出され、患児に甲状腺機能低下症が発症してしまった事例
高橋 智(札幌弁護士会)
症例報告 その2
胃全摘手術後の輸入脚症候群と閉塞性黄疸、絞扼性イレウスによる死亡事例
青山 雅幸(静岡県弁護士会)
症例報告 その3
L3/4椎体間固定術+経皮スクリュー方式による腰椎固定術後に両足関節麻痺や両足指にかけての強い感覚障害が残った事例
狩野 節子 冨田 大(秋田弁護士会)
情報センター日誌
管理者任せで大丈夫?~医療事故調査に関する法案、審議入り
園田 理(愛知県弁護士会)