2014年8月1日発行 通巻317号
ドクターインタビュー
患者さんの人生を豊かに~心からアプローチする精神医学
岐阜大学医学部 精神病理学 准教授
高岡 健 さん
高岡健先生は、岐阜大学医学部附属病院の精神科医で、とりわけ児童精神医学をご専門とし、知的障害や自閉症スペクトラム、多動性障害などの発達障害をはじめ、虐待の被害を受けた子どものケアにも力を尽くされています。普段の診療で心がけていること、精神科医によって診断に違いはあるのか、お話を伺いました。
ききて 北川 喜郎(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療過誤事件は難しい!けどやりがいのある事件!
宇野 裕明(大阪弁護士会)
症例報告 その1
頚椎前方固定術の手術後、気管切開カニューレが逸脱したために呼吸不全により死亡したケース
野口 善國・伊東 香保(兵庫県弁護士会)ほか
症例報告 その2
悪性卵巣腫瘍の疑いありとして転院後、悪性の可能性や早期手術の必要性につき適切な説明(療養指導)がなされず、手術対応が1ヶ月遅れて死亡した事例
梶浦 明裕(第二東京弁護士会) 川見 未華(東京弁護士会)
症例報告 その3
女性器からの不正出血を訴える患者について、子宮頸がん検査がなされたのみで子宮体がん検査が行われず、子宮体がんの発見が遅れた事例
中根 祐介・久保 晴男(愛知県弁護士会)
寄 稿
アトピー性皮膚炎患者に対し、「非ステロイド治療」と宣伝しながら最も強いステロイドを処方~都筑区山口医院被害弁護団の立ち上げ
永田 亮(横浜弁護士会)
医療版事故調成立を踏まえた声明発表
医療事故調査制度の創設を迎えて
柴田 義朗(愛知県弁護士会)