2014年11月1日発行 通巻320号
ドクターインタビュー
臨床検査の質を高めるために
順天堂大学医学部 大学院医学研究科
臨床病態検査医学 特任教授
田内 一民 さん
田内先生には、我が事務所の事務員さんが定期健診でお世話になっていました。田内先生から、「自分の専門は精度管理という分野なので、そのような話でいいのかな~。」と言われました。私も全く聞いたことのない、お話をお聞きできると思い、是非にとお願いをした次第です。事前に先生から精度管理に関する資料をいただき、私自身も予習をして、インタビューに臨みました。
ききて 家本 誠(静岡県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
術後腹腔内出血をめぐる5年間の裁判から思うこと
郷田 真樹(福岡県弁護士会)
判決速報
水中毒による強迫的多飲などが認められた患者に強制的な水分摂取制限処置をすべき義務を怠り急性低ナトリウム血症で死亡させた病院の責任を認めた事例
真早流 踏雄・外山 亮(宮崎県弁護士会)
症例報告
膵体部癌に対し膵体尾部切除術を行うも腫瘍を全て取り残し再手術となり、術後半年で死亡した事案
小林 洋二(福岡県弁護士会)
症例報告・短信
その1 ワーファリンの不投与により脳梗塞を再発
その2 S状結腸癌の術後観察が不十分であり、大腸穿孔後の腹膜炎の症状を看過し、緊急手術のための搬送の時期を失したため、患者が死亡
その3 腰椎後方固定術における手技上の過失により左下肢に後遺症を負った事案
しまね医療問題弁護団
患者の権利宣言30周年記念シンポジウム報告
「日本にも患者の権利法を」に参加して
大楠 善和(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
報告書が作成されず、再発防止策も報告されない?!~医療事故調査ガイドライン研究班での議論状況
園田 理(愛知県弁護士会)