第20回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座「担当弁護士から学ぶ医療過誤訴訟」

2015年1月17日開催 価格1500円(消費税別途)

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第20回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座 講義録 目次

腹痛を訴え病院に救急搬入された小児が絞扼性イレウスで死亡した場合、病院の医師に所定の検査を怠った過失があったとして、病院側の損害賠償責任が認められた事例

弁護士 森谷和馬

はじめに

全体の経過

解剖図

過失の構成

証拠説明書

医師尋問事項

主尋問

反対尋問

裁判長の補充尋問

鑑定(複数鑑定)

まとめ

質疑応答

他疾患によって通院中、γGTP、ALPに異常値があったのに精査せず大腸癌、転移性肝癌の診断を懈怠した事例

弁護士 鈴木 俊

はじめに

事案

前提となる医学的知見

相手方の主張

判例

判決

未破裂脳動脈瘤に対するコイル塞栓術実施につき説明義務違反があるとして死亡との因果関係を認め賠償責任を認めた事例

弁護士 鈴木 俊

事案

前提となる医学的知見

予防的治療に対する判例

判決

質疑応答

膀胱洗浄の際の排液に血液混入を認めたにもかかわらず検査を怠り膀胱癌の発見が遅れた事例

弁護士 柴田義朗

はじめに

事案の概要

血尿診断ガイドライン

訴訟経過

訴訟における争点

医療側の反論と裁判所の判断

因果関係についての裁判所の判断

本件判決の特徴

医療訴訟における外形理論

質疑応答