2015年10月1日発行 通巻331号
ドクターインタビュー
患者の思いを考えながら公立病院長として取り組んだ医療安全
愛知県がんセンター中央病院 名誉院長
医療法人宝会介護老人保健施設 セーヌ蟹江 施設長
篠田 雅幸 さん
平成20年から7年間にわたり、愛知県がんセンター中央病院の院長を務めておられた篠田雅幸先生にお話を伺いました。公立病院の院長として、医療安全管理に取り組まれた上での思いや、県立病院事故防止対策委員会などの具体的取組み、また、患者さんとの協力関係の構築などについてお話を伺いました。
ききて 景山 智也・柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療過誤事件雑感
宇野 裕明(大阪弁護士会)
判決速報
術中投与されていたカテコラミン製剤がシリンジと三方活栓の接続部から漏出した事例
下大澤 優(仙台弁護士会)
判決速報
骨折手術後の創部感染の診断・治療が遅れ、患者に後遺障害が発生した事例
柴田 義朗・羽賀 康子(愛知県弁護士会)
症例報告 その1
肝臓癌の見落とし(発見時ステージⅣ)について、患者存命中に、将来の損害分を含めて包括的に裁判上の和解が成立した事例(東京地裁)
梶浦 明裕(第二東京弁護士会)・堂野 達之(東京弁護士会)
症例報告 その2
出血性胃潰瘍に対する、内視鏡的止血措置、輸血、高次医療機関への転送等が遅れ、患者が出血性ショックに陥って死亡した事案
寺本 ますみ・横山 貴之(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
医療事故調査制度スタートを前に、全日病と日医が指針・答申を公表
松山 健(愛知県弁護士会)