センターニュース2016年3月号

2016年3月1日発行 通巻336号 

ドクターインタビュー

医療事故調査・支援センターが果たすべき役割

日本医療安全調査機構 常務理事

木村 壯介 さん

昨年10月に、医療事故調査制度が開始されました。木村壯介先生は同制度で第三者機関(医療事故調査・支援センター)の役割を担う日本医療安全調査機構の常務理事を務めておられます。
そこで、今回は、制度開始後の事故報告状況、相談対応体制、支援団体のあり方等についてお話を伺いました。

ききて 柴田 義朗(愛知県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

初めての医療事件 雑感

麻野 宏恵(兵庫県弁護士会)

判決速報 その1

経口抗凝固薬(ワーファリン)の処方にあたりその添付文書の記載の血液凝固能検査をしなかったことにつき医師の過失を認めかつ患者の死亡と検査の不実施との間に相当因果関係があるとした事例

内橋 一郎(兵庫県弁護士会)

判決速報 その2

生後7ヶ月男児が家庭で小転倒しK病院を受診し入院、翌朝の採血時に処置台から床に転落して外傷性急性硬膜下血腫など受傷し四肢麻痺等の後遺症が残った件につき医師の過失が認められた事例

向 和典(鹿児島県弁護士会)

症例報告

会社の健康診断において、2年にわたって胸部X線上異常所見があったにもかかわらず、見落とされ、後に死亡した事案につき裁判上の和解が成立した事例

青山 雅幸(静岡県弁護士会)

情報センター日誌

医療安全へ向けた積極的取組みを!~特定機能病院の承認要件の見直し案、了承される

園田 理(愛知県弁護士会)