2017年10月1日発行 通巻355号
ドクターインタビュー
治療の先を考える
医療法人清仁会 洛西シミズ病院 副院長
高橋 潤 さん
高橋先生は、脳外科医として長年ご活躍され、現在、洛西シミズ病院回復期リハビリセンターの病棟主治医として、積極的なリハビリテーションに取り組んでいらっしゃいます。脳外科医になられた経緯やリハビリテーションの重要性、そもそもリハビリテーションとはどういうものなのかについて、お話を伺いました。
ききて 松森 美穂(大阪弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療事件の法律相談の難しさ・調査の重要性
西村 好史(熊本県弁護士会)
症例報告 その1
大学病院脳神経外科での髄膜腫摘出手術の手術方法の不適切さが認められ高額の和解に至った事案
東 幸生(大阪弁護士会)
症例報告 その2
頸椎前方除圧固定術の翌日に呼吸不全を発症し、ナースコールやSpO2アラームへの対応が遅れ、異常発見時の初動対応にも不備があった結果、蘇生後脳症となり、死亡した症例
増田 聖子・横山 貴之(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
鼻腔腫瘍(腺癌)を摘出するため前頭蓋底手術を施行するにあたり、術前に髄液を過剰排出したため、患者が硬膜下血腫を発症し、高度意識障害となり、意識を回復しないまま、死亡した事例
田中 宏(札幌弁護士会)
情報センター日誌
医師の働き方改革~検討会における論点の整理
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)