2018年10月1日発行 通巻367号
ドクターインタビュー
コミュニケーションで得られるより良い医療
特定医療法人神戸健康共和会 東神戸病院 院長
遠山 治彦 さん
今回インタビューをお受けいただいたのは、東神戸病院の院長を務めておられます遠山治彦先生です。
遠山先生は、地域医療のために院内外を問わず様々な連携を重視しておられます。また、循環器科を中心として、過労死事案や熱中症事案について意見書を提出されるなど、地域を超えて被害者救済のために尽力しておられます。
ききて 大槻 倫子・麻野 宏恵(兵庫県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
水中毒と水分制限措置
外山 亮(宮崎県弁護士会)
判決速報
異常を訴えて入院した妊娠31週の女性に対し、常位胎盤早期剥離の診断が遅れたために発生した胎児死亡などについて、病院の責任を認めた事例
井内 秀典・山本 啓司(徳島弁護士会)
症例報告 その1
胃穿孔を看過し重篤な腹膜炎に至らしめた事例
増田 聖子・大楠 善和(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
先天性心室中隔欠損症の高齢女性に対するパッチ閉鎖術にあたり、不適切な術前説明が行われたうえに、術中の大動脈遮断が繰り返された結果、患者が死亡した事案
柴田 義朗・大辻 美玲(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
医師の応召義務に関する論点整理状況~厚労省研究班による中間整理
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)