2019年1月26日開催 価格1500円(消費税別途)
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第27回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座 講義録 目次
裁判例にみる患者の自己決定権と医師の説明義務
弁護士 細川大輔
第1 総論
1 説明義務の種類
2 説明義務の根拠
第2 昭和の裁判例
1 最判昭和56年6月19日(頭蓋骨陥没骨折開頭手術事件)
2 未熟児網膜症に関する裁判例
第3 がんの告知に関する裁判例
1 最判平成7年4月25日(本人等に対するがんの告知)
2 最判平成14年9月24日(家族に対するがんの告知)
3 その後の下級審裁判例
第4 療法の選択に関する裁判例
1 最判平成12年2月29日(宗教上の信念に基づく輸血拒否)
2 最判平成13年11月27日(未確立の乳房温存療法に関する説明義務)
3 最判平成17年9月8日(分娩方法に関する患者の希望と説明義務)
4 最判平成18年10月27日(保存的療法が存在する場合の説明義務)
第5 説明の主体に関する裁判例
最判平成20年4月24日(チーム医療における説明義務)
第6 考察
1 説明義務の根拠
2 説明義務と医療水準
3 自己決定権と医師の裁量