2021年10月1日発行 通巻403号
ドクターインタビュー
嚥下診療からみる医療安全
高知大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授
兵頭 政光 さん
特に高齢化が進んでいる今、我々弁護士が嚥下に関する事案の相談を受ける機会も少なくありません。
今回は、現在多くの施設で導入されている嚥下のスクリーニングスコアを提唱された兵頭先生から、嚥下診療と医療安全についてお話を伺いました。
ききて 柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
第43回医療問題弁護団・研究会全国交流集会in埼玉(ZOOM開催)のお知らせ
笠原 徳之(埼玉弁護士会)
判決速報
胃癌(ステージIIA)の全摘出術を受けた患者が術翌日に急性肺血栓塞栓症(亜広範型)を発症した後に死亡したケースについて、呼吸困難症状の鑑別を懈怠した過失を認めた上で死亡との因果関係を肯定した事例
堀 康司・久保 晴男(愛知県弁護士会)
症例報告
法的責任追及は困難だが診療体制の改善等を申し入れ、医療機関がそれを受け入れ改善を実践したケース
福地 直樹(東京弁護士会)
情報センター日誌
医療事故情報センター30年間のあゆみ
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)