2022年8月1日発行 通巻413号
ドクターインタビュー
臨床医として死因究明に携わる
大阪はびきの医療センター 臨床法制研究室長
森田 沙斗武 さん
死因の究明は、我々弁護士にとっても重要なテーマです。
今回は、内科医として臨床に携わり、警察からの委嘱を受け調査法解剖にも携わられている森田先生に、調査法解剖の基本的なことから日本における死因究明の現状、臨床医が死因究明に携わる意義についてお話を伺いました。
ききて 平井 健太郎(大阪弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
故小笠豊先生「地方における専門化【医療事故事案の場合】」の頃と変わったこと、変わらないこと
武谷 元(第二東京弁護士会)
症例報告 その1
長期挿管患者のチューブ入替時に低酸素脳症による重篤な障害が残った事案について、抜管前の準備を怠った過失が争われ訴訟上の和解が成立した症例
羽柴 修・小野 郁美・麻野 宏恵(兵庫県弁護士会)
症例報告 その2
口蓋形成術が終了し挿管チューブを抜いた直後に気道閉塞が生じ、気道確保が遅れたため、患者が低酸素性虚血性脳症となり、その後死亡した事例
加藤 良夫(愛知県弁護士会)・高江洲 歳満(沖縄弁護士会)
情報センター日誌
画像・病理診断報告書の確認漏れ防止に向けて~2022年度診療報酬改訂
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)